【防犯女子必見】防犯グッズのオススメTOP3!防犯ブザーは効果なし!?本気で身を守るための防犯グッズランキング

防犯対策

いろんな路上防犯グッズ(護身グッズ)があるけれど、結局どれが良いの!?
オススメが10個も紹介されてるけれど、全部揃えないといけないの!?
あれもこれもと考えているうちに「メンドくさい・・・まぁいいや」と諦めてしまった人もいるかもしれませんね。

せっかく興味を持ったのに、諦めてしまってはもったいないです。
万が一のことが発生した時に「あの時に準備しておけばよかった」と後悔しないように、まもるみ編集部が女性向け路上防犯グッズのTOP3を真剣に考えてみました!

TOP3と銘打っていますが、本音を言うならば全て揃えて欲しいと思う3アイテムです。

そもそも路上防犯グッズ(護身グッズ)ってどんなものがあるの?

路上防犯グッズは護身グッズとも呼ばれていて、いろいろな種類があります。
どんなものがあるのか気になった方は、是非とも下記の記事を読んでみてください。

「護身グッズって違法じゃないの?大丈夫?」と心配になった方に向けた記事もご用意しました。

第1位 タクティカルライト・フラッシュライト

(引用:Amazon)

非常に明るい光で照らすことができるライトです。一般的な懐中電灯よりも強い光を照射できます。
護身としての使い方は、暗闇に隠れている不審者を照らしたり、相手の顔を照らして目を眩まします。例えば夜間に車を運転していて、対向車にハイビームで照らされると目が眩みますよね。人間の目は暗闇に慣れると瞳孔が開いて、微かな光でも認識できるようになります。そこに大光量のライトで照らされると、さしずめ天空の城ラピュタでのムスカ大佐のように「目がぁぁ!目がぁぁぁっ!!」となるわけです。
また種類によっては光量を調節できたり、点灯と点滅を切り替えることができるものもあります。
小型軽量で手のひらサイズなのに頑丈、しかも車のハイビームと同等の光量で照らすことができるものもありますので、通勤通学や夜間外出が多い方には必須ともいえる護身グッズです。

  • 幼児から高齢者まで誰でも使用できる
  • 使用する上で危険がない
  • 遠距離からも相手に照射できる
  • 夜間の安全灯としても使用できる
  • 災害時にも役に立つ
  • 昼間や明るい場所では効果が半減する
  • バッテリーが切れていたら光らない

タクティカルライトが堂々の1位です!
その理由をご説明しますね!

警察庁が発表している「子供・女性に対する犯罪等を防止するための対策に関する調査研究 調査報告書」でも報告されているように、女性に対する路上犯罪の多くが夜間・深夜帯に発生しています。

特に街灯も少なく薄暗い夜道は、通り魔にとっては好都合すぎる状況です。暗闇なので顔や身体的特徴をハッキリ見られる可能性も低く、助けを求めても見つかりにくく、逃走するときも闇に身を潜めることができます。そのため、通り魔は光を嫌います。そもそも一般的な懐中電灯よりも光量のあるライトを照らしながら歩いている人には「防犯意識が強そうだな」と感じて寄りづらいでしょう。

また、もし災害などで停電した時でも、このタクティカルライトがあれば安心ですね!

「スマートフォンのライト機能じゃダメなの?」

スマホのライト機能は光量としては全く足りないことと、簡単にすぐ手から離れてしまうため、いざという時には役に立ちません。またもしスマホの画面が光っていた場合、角度によっては無警戒に「歩きスマホ」しているように見えるため、不審者を誘き寄せてしまう可能性があります。
一方でタクティカルライトの多くは円柱状の金属製のため、握力が強くなくても握りしめることができますし、いざとなったら通り魔を叩くための道具にもなります。また最近は防犯ブザー機能を搭載したタクティカルライトもあります。

足元を照らしながら歩くことで、路上の障害物で怪我したり転倒するリスクも抑えることもできます。「これくらいの明るさなら照らさなくても良いかな」と思わず、夜間に人気のない場所を歩く際は必ず使用するようにしましょう!

第2位 催涙スプレー

(引用:Amazon)

唐辛子ベースの非常に刺激が強い液体を噴霧します。これを顔面に浴びた相手は、おおよそ1時間ほどは行動不能になります。また手や足などの皮膚に噴霧しても効果があります。この催涙スプレーをデモンストレーションで実際に受けた人の体験談によると、まさに想像を絶する激痛とのこと。しかしご安心ください、催涙スプレーによって後遺症は残らないように設計されています。ただし、相手に心臓疾患などがあると知っている場合は使用を控えた方が良いでしょう。ショックや痛みで心臓発作を誘発する恐れがあります。あくまでも「正当防衛」の範囲で使用し、自身の安全を優先してください。

  • 長時間に渡って相手の動きを封じられる
  • 催涙スプレーの噴射自体は相手に怪我や後遺症を残す心配がない
  • 小型で軽量なものもあり携帯性が良い
  • そこそこ近距離でないと当たらない
  • 相手に奪われると逆に危険性が増す
  • 霧噴射タイプの場合、風向きや噴射角度などによっては自分にも影響する場合がある
  • 屋内で使用した際は長時間に渡って周囲にも影響が出る
  • 青少年保護育成条例に基づき未成年への販売・未成年の所持が禁止されている 

自己防衛の切り札!
怖がらずに勇気を出して導入してみましょう!

防犯系女子の強い味方!それが催涙スプレーです。
もう頼りない男性よりも頼りになる相棒みたいな存在です。

防犯ブザーはメジャーですし、タクティカルライトも日常生活でも使えるので導入しやすいと思いますが、それら2つの共通点は「相手を直接抑止する効果は薄い」ということです。

一方でこの催涙スプレーは、うまく使えば不審者を行動不能にすることができますので、その間に逃げたり助けを求めたり、警察に連絡したりすることができます。
また「持ってるぞ」という安心感が、すごく勇気付けてくれます。実際に、催涙スプレーを日頃から携帯している方のお話だと、この安心感が一番効果として高いという意見もありました。

携帯用の小型な催涙スプレーの多くは「ボタンを押している間は噴射し続けて約5秒ほどで空になる」ので、もし相手に奪われそうになったとしても、それまでに使い切ってしまうというのも手ですね。
また最近はコスメみたいなカワイイ見た目な催涙スプレーもありますので、気兼ねなく携帯することもできます。

催涙スプレーは安易に使ってはダメ!
冷静な判断と的確な行動ができるように日頃から防犯訓練をしましょう。

「なんかアイツ怪しいから噴射しておこっと(プシュッ)」とか、彼氏と喧嘩して「言うこと聞かないヤツはこうじゃ!(プシュッ)」なんて、安易に使っては絶対にいけません。

催涙スプレーを使用された人は、後遺症は残らないものの想像を絶する痛みを受けます。適切な状態で使用しなかった場合は、逆に傷害罪などで起訴されてしまう可能性もあります。

けど「やっぱり心配だし、なんか怖いなぁ」なんて思わなくても大丈夫!
例えば、ハサミや包丁って正しく使えば便利な道具ですが、間違った使い方をすると怪我しちゃいますよね。催涙スプレーも同じで、正しい使い方や特性を理解すれば決して怖い道具ではないんです。
護身用に催涙スプレーを携帯することは、万が一に備えた「女性の嗜み」くらいに思いましょう!

第3位 防犯ブザー

(引用:Amazon)

紐を引っぱる(引き抜く)と、大音量のブザーがけたたましく鳴り響くブザーです。
バッグに付けておいて紐を握っておくなど、引ったくりに遭った際にも効果を発揮します。
また防犯のみならず、災害時に救助を呼ぶ際などにも使用できます。
年齢問わず一つは持っておきたい護身グッズです。

  • 幼児から高齢者まで誰でも使用できる
  • 使用する上で危険がない
  • 他者から見える所につけることで犯罪抑止も期待できる
  • 災害時にも役に立つ
  • 大音量で音が鳴るだけなので相手を直接抑止する効果は薄い
  • ブザーが聞こえても誰かが助けに来てくれるとは限らない
  • バッテリーが切れていたら音が鳴らない

路上防犯の定番!

念のためにも一つは持ち歩きたい!

路上防犯対策といえば、真っ先に思い浮かぶほどに定番な防犯ブザー。その効果は警察のお墨付きでもあります。
突然のとき、人は思っているよりも咄嗟に大声を出すことができません。そこで、あなたの代わりに大音量ブザーで周囲に知らせてくれるのが防犯ブザーです。また大音量で威嚇して、犯行に及ぼうとする相手を退散させる効果も期待できます。なので迷わずに鳴らしましょう!

また防犯ブザーはバッグの外側など「周りから見える場所に付けておくことが望ましい」と言われています。防犯ブザーを付けていることがわかるだけでも、犯罪抑止の効果が期待できます。いつでも咄嗟に紐が引ける場所が望ましいですね。

けど、過信は禁物。
なぜ防犯ブザーが3位になったかと言うと・・・

こんなお話を聞いたことがあります。
ある方が夜の住宅街を歩いていると突然見知らぬ人(不審者)に声をかけられ、一言二言の会話をした後に立ち去ろうとすると、何とその不審者が後を追ってきたそうです。怖くなって小走りすると、何かを叫びながら追いかけてきた。咄嗟にカバンにつけていた防犯ブザーを鳴らしたそうです。
その不審者はそこで追いかけるのをやめたそうですが、念のため不審者が立ち去るまで防犯ブザーを鳴らし続けたそうです。おそらく数分は鳴らし続けたそうですが、その間に住宅街のどの家からも誰一人として出てくることはなかったそうです。部屋の光が灯っている家も多かったそうですが「防犯ブザーを鳴らせば誰かが助けてくれるだろう」という過信は禁物だと感じたそうです。

同様な見解を述べられている護身グッズ販売店の店長さんもいらっしゃいました。
確かに、もし深夜に外でけたたましいブザーが鳴っていたら「車の警報装置の誤作動かな?」とか「なんか怖いっ!玄関の鍵閉まってるかな」と、あまり外に出ようとは思わないかもしれませんね。

しかし上記の事例のように、防犯ブザーのおかげで不審者が立ち去ったという事例も多くあります。
ですので決して「防犯ブザーは役に立たない」ではなく、重要なのは防犯ブザーを鳴らすとともに「助けて!」と叫ぶことや、他の路上防犯グッズと組み合わせて使うことです。

またもし可能な状態であれば、防犯ブザーを鳴らした状態で相手の耳元へ押し付けるのも効果的です。爆音を耳元で響かされるのは、どんなに屈強な男性でも一瞬怯んでしまいます。相手が怯んだ隙をみて、全力で逃げましょう。

惜しくも4位:クボタン・スティンガー・タクティカルペン

携帯性が高いため一つは持っていると安心ですが、まず相手を近寄らせないことを優先としたため4位となりました。

なぜなら、これらは「護身術を習得していることが前提」となる護身グッズだからです。襲われそうになった時、わざわざバッグから出して戦闘態勢を整える・・・そんな暇があったら、防犯ブザーを鳴らして、催涙スプレーの安全ロック(誤作動防止機構)を解除した方が良いです。

ただし胸ポケットなど即座に取り出せる場所に入れておくのは有効です。何も持っていない握り拳で叩くより、クボタンやスティンガー、タクティカルペンといった硬くて尖ったもので叩いた方が断然効果的です。いざとなった際の選択肢は多いに越したことはありませんので、あくまで「もしもの時の補助的な道具」として検討してください

ちなみに普通のボールペンでも代用ができますが、プラスチック製のものだと簡単に割れてしまいます。金属製で強度が保証されたタクティカルペンなら、日常でも使用できるためオススメです。

その他の路上防犯グッズ(護身グッズ)がラインクインしなかった理由は?

路上防犯対策を行う上で活用できる防犯グッズ(護身グッズ)は、TOP3で紹介したもの以外にも多々ありますが、今回は以前の記事「突然の犯罪から身を守るための防犯護身グッズを知ろう」で紹介した護身グッズのラインナップからピックアップしてみました。

そして女性向け路上防犯対策として「まもるみ編集部」で塾考した結果、惜しくもランク外となってしまった路上防犯グッズ(護身グッズ)と理由をご説明します。

ランク外:スタンガン

スタンガンもメジャーですよね。最近は女性向けのカワイイ見た目のものや、一見するとスタンガンに見えないようなものまであります。

しかし、一番懸念したことが「不審者に奪われてしまった場合」ということ。
やはり暴漢に対して女性は腕力では敵わないことが多いでしょう。もし襲われた時、スタンガンを奪われてしまったら逆に脅しの道具として利用されてしまいます。また相手の行動を抑えるには、不審者に至近距離まで接近しなければなりません。しかも放電するための電極を相手に当ててスイッチを押す必要があります。

相手の行動を抑制するという目的なら、少しでも相手との距離がとれる催涙スプレーの方が安全という結論に至りました。もちろん催涙スプレーは至近距離で使用すると自分にも影響する恐れがありますが「肉を切らせて骨を断つ(相手を倒すためなら多少の傷は覚悟する)」という頼もしい意見が決め手となりました。

ランク外:特殊警棒

「スーツ姿の女性が特殊警棒をシュッって出して戦うの超カッコいい!」という男性の意見もありましたが、あえて加点対象からは外しました。(確かにカッコいいですけどね)

懸念点はスタンガンと同様に「不審者に奪われてしまった場合」が心配という点が挙げられます。
またスタンガンほど至近距離に接近しなければならないわけではありませんが、少なくとも「自ら闘う」という意思のもと行動しなければならないのは、一般女性にとっては非常にハードルが高くなります。
軽量タイプがあるといえども、そこそこに重さも大きさもありますので、特殊警棒は一般的な女性の持ち物としては大きすぎます。

もちろん催涙スプレーだって奪われてしまえば同じです。しかし前記での述べたように、催涙スプレーなら奪われてしまう前に噴射し尽くして使い切ってしまうこともできます。もし強姦魔に奪われて使用されても、おそらくコトをしようとする強姦魔もゴホゴホと咳き込んで、それどころではないでしょう。反面、特殊警棒が肌に触れる冷たく硬い感覚や、スタンガンのバチバチと電流が流れる音や光は、非常に恐怖心を煽られます。その状態で「大人しくしろ」と言われたら、もう従うしかありません。
襲おうとしている相手にとっては、まさに「カモがネギを背負ってやってきた」という状態です。

そういった犯罪を犯している(もしくは過去に経験がある)という男性や、犯罪予備軍となりうる男性が周りにいない(はず)なので意見を聞くことはできませんが、おそらく特殊警棒やスタンガンを奪って脅す方が容易いのではないかと思います。

ランク外:ココセコム

ボタンを押すだけで緊急対処員が駆けつけてくれたり、一定のあいだ応答が無いと自動的にセコムへ通報してくれる機能などは非常に心強いサービスです。しかし通り魔や強姦魔などに突然襲われたときや、一刻も早く対処するという点では「緊急対処員が来てくれるまでに時間がかかる」ということもありランク外となりました。そういう時はまず警察に通報しましょう
緊急対処員の方は毎日すぐに助けてくれるボディガードではありませんので、ある程度は自らの力で対処できる術を身に付けることが大切ですね。

重要なのは日頃から防犯訓練をおこなうこと

今回ご紹介したTOP3「タクティカルライト・フラッシュライト」「催涙スプレー」「防犯ブザー」は、すぐにでも導入していただきたい路上防犯グッズ(護身グッズ)です。

しかし持っているだけでは防犯対策になりません。

「タクティカルライト・フラッシュライト」「催涙スプレー」「防犯ブザー」を実際に使用することを想定して、日頃から防犯訓練を行いましょう。

この3つの使用例をご紹介している記事がありますので、日頃の防犯訓練にも是非お役立てください!

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