毎年11月19日は「備蓄の日」です。みなさん備蓄はしていますか？
日頃から生活必需品（食品・衣類・洗剤・燃料など）を備蓄しておくことで、突然の災害やデマ情報などによる買い占めが発生しても、日常生活を維持しながら状況に合わせて対応することが可能になります。
なかでも「食料」は生きていくのに欠かせないですし、毎日必ず消費するものですよね。
しかし長期保存が可能な食料は種類も限られますし、備蓄食として優れている缶詰やカップラーメン、レトルト食品などは「一時的ならまだしも、連日食べ続けるのはちょっと・・・」と思ってしまいます。食べる満足感よりも、栄養の偏りによる健康への影響が心配です。
そこで今回は皆さんの備蓄事情をご紹介しながら、備蓄食で栄養バランスを補うアイテムをご紹介します。
普段から家庭備蓄をしている人々は約７割
日本人の国民性は謙虚なので、しっかり行っている人でも「いえ、私なんかまだまだ」と謙遜される方お多くいらっしゃいます。その中で、家庭備蓄を「十分している・十分でないがしている」と答えた人が約７割います。日頃からの災害や外出自粛に対する防災意識の高さを感じる結果です。
また最近では、年々増加している台風や豪雨、地震などの災害対策を意識して家庭備蓄を始める人も増えてきました。ホームセンターなどでは、災害対策グッズの特設コーナーもあり、備蓄食も豊富に取り揃えられています。
備蓄食で人気なのは「缶詰」「カップラーメン」「レトルト食品」
普段から災害や自粛生活のために備蓄している食品でトップだったのは「飲料水」でした。
特に長期保存を目的としている備蓄用の保存水は、もし災害等で断水した時でも「飲む・洗う・流す」で使用できるため、非常に重宝します。ちなみに人間が１日の生活で必要とする水の量は、一人当たり３リットルと言われています。
しかし水だけでは空腹を満たすことはできませんよね。
飲料水に続いて缶詰、カップラーメン、レトルト食品、乾麺類がラインクインしました。
これらは無調理もしくはお湯（水でも可）さえあれば食べることができます。なおかつ長期保存にも適していますので、備蓄食としては効率が良いですよね。
けど少し考えてみましょう。例えば「今日から１週間は備蓄食だけで生活してください」と言われたら・・・ちょっと不安ですよね。
不安の原因の一つとして「栄養バランスの偏り」があります。
約７割の人が「現在の備蓄食では、健康維持には不十分」と回答
カップラーメンや乾麺類は糖質やタンパク質が多く、ビタミンや食物繊維など他の必要とされる栄養素を補うには不十分です。また缶詰も塩分が高いものもあり、毎日食べ続けることで塩分の過剰摂取に繋がることもあります。現在の備蓄食では、特に野菜に多く含まれる、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素が不足していると感じる人が多くみられました。
これから備蓄してみたい食材は「栄養補助食品」や「冷凍野菜」が人気
災害対策を行って一次災害を免れても、不健康になってしまっては元も子もありませんよね。
最近では「健康的な災害対策」を心がける方も増えています。
備蓄食として重要視する点は？
備蓄食に求められる要件としては「長期保存できる」「栄養価が高い」といった保存や機能面に続いて「保管場所をとらない」「持ち運びしやすい」といった利便性についてもランクインしました。
やはり備蓄食としては長期保存できることが重要ですが、同時に「栄養価が高い」ことも求められています。
いままでの備蓄食に添加して簡単便利に栄養アップ
備蓄食に栄養の偏りがあるかもしれないことは理解しました。けどすでに備蓄済みの食料を入れ替えるのも大変だしコストも高いし・・・そもそも栄養バランスの取れた保存食だけを備蓄するのも難しいし・・・。
そんな時に便利なのが、備蓄食に添加できる粉末食品です。
ここでは一例として、キューサイ株式会社の粉末食品をご紹介します。
ザ・ケール マイルド風味
「ザ・ケール マイルド風味」の特長
- 分包タイプで保管場所を取らず、持ち運びにも便利
- 常温保存、長期保存が可能
- 100％国産ケールを使用
- 農薬・化学肥料不使用
- 無添加（保存料・酸化防止剤・着色料不使用）
- キューサイ独自の3つの製法
- 水にもなじみやすいさらりとした粉末にする「マイルドパウダー製法」
- フレッシュ感のある色や風味を実現する「極・細粒製法」
- 栄養成分の変質や分解を極力抑え、体への吸収を高める「凍結粉砕製法」
キューサイ社員の方がオススメする簡単備蓄レシピ
「カップラーメン」との組み合わせです。今回は、ケールの風味ともマッチする「シーフード味」をご紹介いたします。調理方法はこちらもシンプルに、粉末ケールをかけるだけ！野菜の少ないカップラーメンでも、ケールの豊富な栄養を摂取できます。普段の生活でも買い置きすることが多い食材ですので、備蓄食としてはもちろん、忙しいときの時短レシピとしてもおすすめです。
(提供：キューサイ株式会社)
飲料水の次に備蓄していると答えた方が多かった「缶詰」から、特におすすめする組み合わせとして、「サバ缶」を使った備蓄レシピをご紹介いたします。調理方法はシンプルに、粉末ケールをかけるだけ！かける際に、缶詰の汁を捨てきらずにとっておくことで、粉っぽくならずにおいしく召し上がることができるだけでなく、貴重な水分も摂取できます。
(提供：キューサイ株式会社)
手軽に栄養を補充しつつワンパターンになりがちな備蓄食の味を豊かに
ついついワンパターンになりがちな備蓄食のレパートリーも、粉末野菜などの栄養補助食品をもちいることで美味しく変化させることができます。ついでに栄養も補えて、一石二鳥ですね！
栄養部管理栄養士
防災備蓄しているものTOP５は栄養素としては、すぐにエネルギーに代わる糖質やタンパク質が多く含まれる食品が中心で、空腹は満たせますが栄養素に偏りがあります。自宅から外に出られない生活が続くとビタミンやミネラルに加え、カルシウム不足が心配です。ケールには、これらの栄養素がバランスよく網羅的に含まれており、また、カルシウムの吸収を助けるビタミンDは日光から取り入れることができます。粉末のケールを食事に加えることで効率よくビタミンやミネラル、カルシウムを摂取できるため、外出自粛時や避難所生活の際にも、是非食べていただきたい食材です。
この記事についての備考
この記事はキューサイ株式会社様から提供されたアンケート結果ならびに情報を元に構成しています。
【調査概要】
調査名：家庭備蓄に関する意識調査
調査期間：2020年10月27日(火)～31日(土)
調査対象：20～60代男女 1123人
調査対象地域：全国
調査方法：インターネット調査
